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和良公民館大学-戸隠神社祭礼- [お祭り]

院生の榎本です。
閲覧者数が,10000人を越えました。
いつも見て頂いている方も初めての方も,本当にありがとうございます。

10月5,6,7日の三日間,郡上市和良の戸隠神社祭礼に参加しました。
二年前から大学の講義として行われている公民館大学の学外実習です。

戸隠神社の祭礼は,二つの集落が一つの神社で行うもので,
神社にある向かい合わせの能舞台で同じ演目を行うのが特徴です。
全国でも,このような祭礼は殆ど見られないのではないでしょうか。

5日には,各集落の公民館にて馬追い以外の練習が行われ,
6日には神社参道にて大太鼓や獅子舞,馬追いなどの練習が行われます。


↑5日の練習風景。伊勢神楽の部の一部分。


↑6日の練習風景。大神楽の部の一部分。

地元の方たちは数ヶ月に及ぶ長い練習期間の末,
ようやく7日にその本番を迎えるというわけです。
当日は,大神楽の部,曳山の部,御輿の部,伊勢神楽の部で構成され,
各集落から出発した行列が,順に神社の境内へと入っていきます。


↑地を鎮めるために行われる馬追い。受講生も参加しました。


↑曳山の一つ。外部からの見学者もたくさんおられました。

地元の方からは,祭礼も昔に比べて活気がなくなったと伺いましたが,
和良地区では最も賑やかな祭礼で,神社の周りは熱気で溢れていました。


↑境内の奥から見た祭礼の様子。普段は静かな神社も,この日は賑やかです。

和良地区では,市民農園を開設して都市住民との交流を図り,
戸隠神社の祭礼にも足を運んでもらえるように広報をしています。
今年は参加者が非常に多く,この収穫体験のお手伝いもさせて頂きました。

祭礼は非常に盛り上がり,地元の方は本当に生き生きとしておられました。
お祭りとは,地元の方々が日常の生活から解放されて,
また新しい一年を元気に過ごせるよう願う,一大イベントなのです。

戸隠神社の祭礼だけでなく,多くの地域資源が残るこの和良地区を,
地元の方々と我々外部からの人間の協力によって守り育て,
次の世代へと文化を継承していかなければならないと思います。

書き込み:榎本


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コメント 1

なかむら

祭礼の笛の音がまだ耳に残っています。

そういや男子メンバーで僕だけ獅子舞やってない気がします。
by なかむら (2007-10-16 17:06) 

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