不耕起栽培-収穫編 [まちづくり]
4年の荒川です。
たくさんお世話になっている岡田さんの不耕起栽培水田が,とうとう収穫時期を迎えました☆
1ヶ月以上前にですが…。
今回は,10月13日に収穫となったイネ達の勇姿をお届けしたいと思います!
田植えに参加したり,雑草抜きのお手伝い?をしたりと,
春から関わってきただけに,収穫当日,一体イネ達はどれだけ大きくなったのか??
ドキドキしながら,揖斐川沿いの水田へ…。
大きくなってました!!
稲穂がキラキラ輝いてます!
天気も良くて収穫日和☆
鎌を持って収穫開始です。
イネを刈ると土の表面一帯が雑草に覆われているのがわかります。
さすがにこれだけ大きくなったイネ達に勝つことはできず,ひっそりとしていますね。
彼らは来年の肥やしになってくれることでしょう。
完全に無農薬無肥料でここまで大きくなるなんて,
本当に自然の力はすごい。
なんと突然,古代米で最近注目されている黒米が…!?
どこからか紛れ込んだらしく,でも,ちゃんとここまで大きくなるなんて,感動☆
刈り取り終了。
雑草が生えてるので,イネがいなくなっても青々とた土に暖かさを感じます。
イネを縛って,トラックへ乗せると,かなりすっきりしました。
収穫されたイネを干して,作業終了です。
不耕起栽培。
初めは,土を起こさない?肥料もしないの?ええっ!?と,
よくわからないし,想像もつかないことだらけでした。
でも,実際に田んぼに入ってみると,
カエルやミミズ,コオイムシなどなど生き物の多さにびっくり…というか,
これが田んぼのあるべき姿なんだなぁと納得。
お米を作るのにだって,いろいろな方法があるんだってことを,
自分の目で見て,体験できたことはとても嬉しいです。
岡田さん夫妻や不耕起栽培と出会えたことは,自分の肥やしになると思います。
約半年間ほど,いろいろ教えていただいたりと,たくさんお世話になりました。
岡田さん,ありがとうございます!!
今回で不耕起栽培の報告はひとまず終了ですが,
これからは私の卒論の主役「マンボ」についてたくさん紹介していきたいと思います。
総合地球環境学研究所(以下、地球研)の林です。不耕起栽培、すばらしいですね。下に雑草がびっしり、の写真には驚きました。
by 林直樹 (2007-11-27 09:40)
このお宅では,畑でも不耕起栽培が行われています。
最初は半信半疑でお手伝いを始めたのですが,
自然の力の素晴らしさを知ることになりました。
新年には,このもち米を使っての餅つき,
そしてまた春には田植えが始まります。
◆えのもと◆
by 農村計画学研究室 (2008-01-09 00:55)
最近亡くなった、福岡さんの不耕起栽培ですね。
30年位前から福岡さんの話は聞いていましたが、実際に体験されたのは素晴らしいことですね。
不勉強で、少しも知識がないのですが、福岡さんのこの農法を勉強しに来ていたアフリカの国々の人々がいましたが、この農法は世界的にはどの程度広まっているのでしょう?
by アヨアン・イゴカー (2008-09-23 20:12)
>アヨアン・イゴカーさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
福岡さんが亡くなられたこと,本当に残念です。
色々な方からお話を伺っていましたので,
一度はお会いしたいと思っていたところの事でした。
ちなみに,福岡さんは我々の大先輩に当たります。
まだ,農学部が農林学校だったころの卒業生です。
こちらもまだまだ浅薄な知識でご回答できませんが,
Wikipediaには関連する内容がいくつか記述されています。
(出典が明らかにされていないので信頼性は低いですが)
国内でも,福岡さんの意志を継いで自然農法の取り組みを
行っておられる方が多く,時々お話を伺います。
◆榎本◆
by 農村計画学研究室 (2008-09-25 11:55)