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垂井から未来を見据えた地域づくり [まちづくり]

4年生の藤田です。

6月27日に
垂井から未来を見据えた地域づくり
~所秀雄さんの教えを引き継いで~
というテーマでシンポジウムが行われました。

不破郡垂井町出身の所秀雄さんの
生誕91周年記念学習会として,
昨年に引き続き行われたものです。
今回はご子息の所源亮さんがお話されました。

「垂井町1000年の展望」と題し,講演が行われました。
地球の誕生,そして人類がどのように活動してきたか
というところから捉え,
それを踏まえて垂井町をこれからどのような町にしていこうか
という内容でした。

DSCF3521.jpg
↑講演の様子です。

講演の中に,化石燃料のお話がありました。
現在の人間の活動は化石燃料に依存しており,
そして,その化石燃料は100年以内には利用できなくなります。
化石燃料がなくなれば,今までのような生活は一切できません。
そこで,その時に備えて今からできることがあるのではないでしょうか。

あるとき突然に化石燃料がなくなったと言われ,
混乱しないためにも今から考えておく必要があるのだと思いました。


シンポジウムの詳しい内容は,
NPO法人泉京・垂井のブログに記事がありますので
そちらをご覧ください。

◆NPO法人 泉京・垂井◆
http://sento-tarui-blog.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/1000-a7ce.html
http://sento-tarui-blog.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-041d.html


書き込み:藤田
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ミミズがいっぱい!自然農 [まちづくり]

こんにちは。
4年生の藤田です。
遅くなりましたが,6月14日の田植えについての報告です。

昨年からお世話になっている
垂井町の知り合いの方の田植えをお手伝いさせてもらいました。

ここの田んぼは自然農法でお米を育てています。
代掻きなど耕すことを一切しないため土はかちかちです。
また無農薬で,肥料は米ぬかと田んぼに生えている雑草のみ。
機械も使いません。

DSCF3387.jpg
↑田んぼの様子。除草した草はひっくり返して肥料にします。

今回は自然農法に興味のある方など
十数名で田植えをしました。

まずは苗床から苗を取ります。
もち米,赤米,黒米など様々な種類です。
田んぼを黒米を使って派手にして,
たくさんの人に興味を持ってもらうためだとおっしゃっていました。

DSCF3388.jpg
↑苗も田んぼで作ります。

そして,桶とスコップとイスを持てば準備は完了です。

DSCF3396.jpg
↑スコップで穴を開けて稲を植えていきます。

DSCF3392.jpg
↑イスは腰痛防止の必須アイテムです。

田植えをしながらどんどん進んでいくと,
たくさんの生き物に出会うことができます。
アマガエル,トノサマガエル,大きなミミズ,
セリ,見たことのない植物たち・・・
ついついカエルを追いかけるのに夢中になってしまいます。

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↑こんにちは,トノサマガエル!

たくさんの生き物たちが
ここは安全な田んぼだよと教えてくれているように
生き生きとしています。
このような田んぼをいつまでも残していきたいと思います。

ほぼ一日をかけて,約一反の田植えが終了しました。
会話をしたり楽しみながらの作業は楽しいものです。
人が集う場としても田んぼはいいものです。

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↑みんなでやれば無理せず楽しい♪


書き込み:藤田
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自然と共に生きる農地~収穫~ [まちづくり]

明けましておめでとうございます。

本年最初の報告が,昨年の活動になり申し訳ありません。
が,年度末までに今年度の活動報告をしたいと思いますので,
よろしくお願いします。


今回は,垂井町の知人が耕作する自然農法の水田で
元気に育った稲を刈り取ったときの内容です。
稲刈りは2008年11月2日に行いました。
田植えが遅かったため,稲刈りも生育に合わせて遅らせました。

DSCF2037.jpg
↑朝,現地に到着すると,既に稲刈りが始まっていました。

作業は,地元にお住まいで自然農法に関心のある方が6名参加され,
知人夫妻,我々大学生を合わせて全員で10名でした。
あっという間に作業が進み,午前中には約1反の田んぼの
稲刈りが全て終わりました。

CIMG5057.jpg
↑人数が多いと作業もあっという間。機械がなくても大丈夫です。
(と言いつつ,今年は部分的に稲刈り機を試しに使ってみました。)

お昼ご飯を食べて,午後からははざかけです。
午前中で数名が解散し,午後は6名での作業となりました。

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↑はざかけ中。この作業に意外にも時間を取られました。


夕方には何とかはざかけも終わり,作業終了。
今年は,もち米だけでなくうるち米も育て,収穫しました。
まだ収穫量は計算が終わっていないそうですが,
上々の出来ではないでしょうか。
無農薬・無施肥(米ぬかを最初に入れてあります)で,
ここまで収穫できるんですね。
去年の揖斐川町での収穫に続き,またまた感動です!

CIMG5099.jpg
↑はざかけ後。全体の収穫量は,写真に写っている量の1.5倍程度。


今年も,自然の力を借りて米作りを行うことができました。
来年もそしてその先の何年も,垂井町や岐阜県内,そして日本で
自然と共生したよりよい農業が行われていくことを期待します。


書き込み:榎本
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太田宿宵まつり [まちづくり]

院生の榎本です。
大変お久し振りの報告になってしまい,申し訳ありません。
もうすぐ,研究室の忘年会シーズンです。
皆さまお誘い合わせのうえ,是非岐阜までお越し下さい。
詳しくは,研究室ホームページ掲示板をご覧下さい。


それはそうと,今回の報告は7月26日に行われたイベントについてです。
美濃加茂市で行われた「太田宿宵まつり」についてなのですが,
なぜこのイベントを紹介するのか。
それはわたくしが外部オブザーバーとして参加しているためです。
こちらからは「夜の雰囲気」や「若者が集まるイベント」を伝えるために,
ポスターに一工夫するというアイデアを提案させて頂きました。
そのためなのか単純にデザイナーさんの腕が良いためかは分かりませんが,
今年はとても素晴らしいポスターが出来上がったと感じています。

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↑イベントの雰囲気を伝える素晴らしいポスターが出来上がりました!


そんなオブザーバーとしての仕事説明はさて置いて,イベントの説明です。
美濃加茂市の太田宿と言えば,中山道の宿場町として栄えた地域です。
その昔ながらの町並みを活かした夜の明かりイベントとして企画されたのが,
この「太田宿宵まつり」です。
地元団体の皆さんが積極的に企画,立案を行って開催されているイベントで
地元の方々の出し物から大物アーティストまで企画も盛り沢山。
太田宿の中心にある大きな大きなクスノキの下でゆったりと行われました。

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↑太田宿の後ろには木曽川がゆったりと流れています。


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↑地元の保育士さんたちが子供と一緒に踊る企画も!


そして,最後には美濃加茂にゆかりのあるNUU(ぬぅ)さんが登場しました。
この日初めて聞いたNUUさんの歌ですが,自然や食,生きることに対して
とてもとても力強くそして優しいメッセージをくれる歌ばかりでした。
はからずも農村計画学研究室との大きな接点を見付けることになりました。

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↑食べ物にまつわる歌は楽しく心躍るものばかりです♪


来年も,美濃加茂の皆さんが楽しくそして充実したイベントを行えますよう。
そして,来年もまたNUUさんの歌声とメッセージを聞きたいと思いました。


おまけ:
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最近,密かな趣味となっているデザインマンホールの写真集め。
美濃加茂のマンホールはなかなかオシャレです。


書き込み:榎本
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自然と共に生きる農地 [まちづくり]

院生の榎本です。
ずいぶん時間が空きましたが,今年度初の調査報告です!


今回は,知り合いの方が実践されている自然農法田んぼ,畑で
一緒に作業をした際の報告をさせていただきます。

まずは,4月29日に川島町で行った自然農法畑での作業です。
この日は,まだまだ自然農法を始めたばかりという知り合いの畑で
農地を作る開墾の作業を行いました。
オギと思われる植物が農地をびっしりと覆い尽くしており,
その根を掘り起こすだけでも大変な作業でした。

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↑この日は,助っ人の耕耘機が大活躍してくれました!


掘り起こした場所に畝を立てて,野菜の苗を植え付けていきます。
この日は,さつまいも,かぼちゃ,なす,ピーマンなどを植えました。

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↑とにかくひたすら起こしては畝作り,の繰り返しでした。


夕方には何とか全ての苗の植え付けが終わり,無事作業終了。
手にマメができましたが,楽しく作業ができた一日でした。
帰りには,近所で畑を作っていたおばあちゃんとお話をして,
おばあちゃんが普段育てている野菜について色々と聞かせていただきました。

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↑完成した畑。まだまだ全体のほんの一部です。


この先,どのように野菜が成長していくのか楽しみです。


そして,次は去年もお世話になった垂井町の知り合いの方の田んぼです。
去年は,生産調整の関係で揖斐川町の田んぼを借りておられましたが,
今年は耕作できるので,垂井町にある田んぼを借りての稲作りになりました。
つい先日,6月8日にお手伝いに行きました。

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↑セリやヒエなどを抜いて,少し作業しやすくなった自然農法田んぼ。


この田んぼでは,まず代かきと呼ばれる田んぼの耕耘作業を行いません。
そして,除草剤なども撒かず,肥料も米ぬか以外には施肥せず,
不耕起,無農薬,無化学肥料によって稲作が行われるのです。

DSCF0975.jpg
↑代かきをしないので,田んぼの土は意外と固いです。スコップを使って。


約一反(10アール程度)の田んぼを6人がかりで植えて,ほぼ一日が終了。
かなりゆっくりとした田植えですが,作業中も会話が弾み,楽しい作業です。
昔の人たちは,歌を歌ったり雑談をしながら田植えを行ったそうですが,
正にそれと同じようなゆったりとした時間の中での作業となりました。
(とは言え,生活がかかっていたので,そう悠長ではなかったでしょうが)

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↑作業が終わったあとの田んぼ。とても元気な稲です。


作業中に,たまたま新潟からバスで来られた団体さんが田んぼを覗き,
「いったい何を植えているんだ?」と不思議そうな表情で質問の嵐でした。
「稲です」と答えると,「まさかこんな雑草だらけで!」と言いたそうでした。
確かに,暢気で気楽な商売にもならない一風変わった農法ではありますが,
自然と共に生きていることを感じられる,とても素晴らしい農法でもあります。

このような素敵な体験ができる場が身近にあることはとても幸せで,
頭で考えるよりもまずは体で体験することの大切さも感じています。
カエルやオケラ,ミミズ,カタツムリ,その他もろもろの生き物たちを見ると,
この田んぼの生き生きとした姿の素晴らしさを感じずにはいられません。

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↑この日は,トノサマガエルやアマガエルがたくさん鳴いていました。


どちらの農地でも,楽しく様子を見ながら自然農法の可能性を考えたいものです。


書き込み:榎本
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はじめの一歩 イベント報告 [まちづくり]

院生の榎本です。

活動報告が遅れ気味になっておりますが,
昨年度に行われましたイベントについてお知らせします。


大垣市役所とNPO法人NS-Net,そして我々大学生が中心となり,
一年間に渡る古民家再生プロジェクトを行ってまいりました。
古民家再生プロジェクトは上石津で継続して行われましたが,
大垣市役所では,旧大垣市,上石津町,墨俣町の連携を図るため
それぞれの良さを活かした取り組みを同時に行ってきました。
2007年度は,上石津では古民家再生並びに自然体験プログラム,
墨俣では茅を使った迷路作りや生物観察,水質調査を行いました。

これらの一体的な活動成果を報告する場として,2007年3月8日,
大垣城ホールにて環境フェスタの催しの一つとして行われたのが
「西美濃自然体験ネットワーク はじめの一歩」です。

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↑大垣城ホールで毎年開催される「環境フェスタ」の様子。


はじめの一歩では,まず午前中に映画「水になった村」の作者である大西監督の
基調講演を行い,午後からはワークショップを行いました。

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↑大西暢夫監督の基調講演。池田町出身で,西美濃にも詳しい方です。


ワークショップの前に,2007年度の活動について簡単に説明を行い,
その後「自然とは何か」「どのような自然体験を行いたいか」など,
今後の活動にも関わるようなテーマで意見交換,まとめを行いました。
予想に反して,講演の参加者は30名近く,ワークショップにも30名近くの方が
参加して,賑やかに議論やディスカッションが行われました。

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↑2007年度の活動について報告を行っています。


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↑参加者を二つの班に分けて,グループで意見交換を行いました。


2時間にも満たない少ない時間で,多くの意見交換が行われ,
これからの自然体験活動への足場固めや人脈作りなどにも
大きな役割を果たせたのではないかと思います。

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↑各グループでまとめた意見。近い内容のものを同じ場所にまとめてあります。


そして,最後は「水になった村」の上映会です。
音響と光量に多少の問題はあったものの,無事上映が行われました。
この日は比較的寒く,ホール内の環境は決してよくありませんでしたが,
100名以上の方が最後まで席を立たず映画に見入っているのが印象的でした。
ぜひこの映画を日本中の色々な方に見ていただきたいと思います。

68-水になった村6.jpg
↑「水になった村」の1シーン。


イベント終了後,大西監督を交えて慰労会が行われました。
2007年度の一連のイベントは,決して準備万端で行われたわけではないですが,
多くの方の協力があったお陰で,無事に全ての活動を終えることができました。
とは言え,これで全てが終わったわけではありません。
来年度も,新たな取り組みに向かって企画を練っていきたいと思います。
他の地域でも,「水になった村」の講演が開きたい旨を監督に伝え,
今回のイベントを終了したのでした。


書き込み:榎本
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不耕起栽培-収穫編 [まちづくり]

4年の荒川です。

たくさんお世話になっている岡田さんの不耕起栽培水田が,とうとう収穫時期を迎えました☆
1ヶ月以上前にですが…。

今回は,10月13日に収穫となったイネ達の勇姿をお届けしたいと思います!

田植えに参加したり,雑草抜きのお手伝い?をしたりと,
春から関わってきただけに,収穫当日,一体イネ達はどれだけ大きくなったのか??
ドキドキしながら,揖斐川沿いの水田へ…。


大きくなってました!!


稲穂がキラキラ輝いてます!

天気も良くて収穫日和☆
鎌を持って収穫開始です。


イネを刈ると土の表面一帯が雑草に覆われているのがわかります。
さすがにこれだけ大きくなったイネ達に勝つことはできず,ひっそりとしていますね。
彼らは来年の肥やしになってくれることでしょう。
完全に無農薬無肥料でここまで大きくなるなんて,
本当に自然の力はすごい。


なんと突然,古代米で最近注目されている黒米が…!?
どこからか紛れ込んだらしく,でも,ちゃんとここまで大きくなるなんて,感動☆


刈り取り終了。
雑草が生えてるので,イネがいなくなっても青々とた土に暖かさを感じます。


イネを縛って,トラックへ乗せると,かなりすっきりしました。


収穫されたイネを干して,作業終了です。

不耕起栽培。

初めは,土を起こさない?肥料もしないの?ええっ!?と,
よくわからないし,想像もつかないことだらけでした。

でも,実際に田んぼに入ってみると,
カエルやミミズ,コオイムシなどなど生き物の多さにびっくり…というか,
これが田んぼのあるべき姿なんだなぁと納得。

お米を作るのにだって,いろいろな方法があるんだってことを,
自分の目で見て,体験できたことはとても嬉しいです。
岡田さん夫妻や不耕起栽培と出会えたことは,自分の肥やしになると思います。

約半年間ほど,いろいろ教えていただいたりと,たくさんお世話になりました。
岡田さん,ありがとうございます!!

今回で不耕起栽培の報告はひとまず終了ですが,
これからは私の卒論の主役「マンボ」についてたくさん紹介していきたいと思います。


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若手ネット現地見学in倉敷 [まちづくり]

院生の榎本です。

農村計画学会から明けて翌日,若手ネットの現地見学会に参加しました。
参加メンバーは,学会に所属する若手研究者5名(榎本含む)でした。

場所は,岡山市から少し離れてお隣の倉敷市。美観地区で有名な町です。
その倉敷に,灌漑用の水車があるということで,見学に行きました。
動力としてではなく,水田への灌漑目的のみに使われている水車で,
個人が所有,管理し,今まで脈々と地域に息づいてきたものです。

水車が見られる祐安地区までの水路脇も親水空間として整備されており,
地域の方々が生活用水として使われている様子がうかがえました。


↑親水空間。民家近くでは,水路へ近付くための足場などもみられました。

祐安地区は,22基の水車が現役で動いているのですが,
見学で訪れた時は,稲刈り前ということもあり,灌漑が行われていない水車も。


↑写真奥にある水田へ灌漑を行っています。


↑水路には,密集して水車が設置されている場所もあります。

祐安地区は,土地が高く水もちの悪い農地が広がっているため,
このような灌漑用水車が現役で利用されています。
これから先,このような貴重な地域資源を守っていくために,
地域の農業そのものを守り育てていかなければならないと感じました。

そして,次に訪れたのは,酒津配水池です。
高梁川から取水された水は,5本の用水路に分かれて農地を潤します。
地元の子どもたちが日常的に遊んでいる水辺空間で,
地域にとって非常に身近で親しみやすい場所だと言えるでしょう。


↑酒津配水池から用水路へと流れていきます。疎水百選にも選ばれている名水です。


↑そのまま集落内を流れ,地域の農地を潤しています。

倉敷駅前で解散後,参加者の一人と倉敷の美観地区を見学しました。
時間がなく駆け足での見学でしたが,観光客に媚びない町並みというのか,
とても素朴で落ち着きのある町並みが続いており,楽しく見学できました。
特に,アーケード内にあった蔵を改装したお店の外観にはびっくり。
新旧入り交じったとても美しいデザインに感動してしまいました。


↑蔵を使ったお店。丸い窓はご主人が後にデザインしてはめたものなのだとか。


↑倉敷の美観地区。地元の方がお勧めしてくださった裏通りです。

岡山駅に戻って,岡山の町も少し散策しました。そして,町を走る路面電車に遭遇。
岐阜では完全に姿を消してしまった路面電車ですが,
他都市で元気に動いている電車には,これからも地元で愛され続けて欲しいと思います。



↑路面電車と岡山市のマンホール。地域のアイデンティティを感じます。

書き込み:榎本


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不耕起栽培,その後… [まちづくり]

 4年の荒川です。

2~3ヶ月前の話になりますが,
不耕起栽培の報告をすると言っていたにもかかわらず,全くしていていません。

気を取り直して,記憶を呼び覚ましながら…。
田植えその後のイネの生長も見てください☆

6月10日,垂井町で不耕起栽培をしている岡田さん夫妻の田んぼで,
田植えしてきました!!
(垂井町内の田んぼは今年は休耕田のため,揖斐川町にある田んぼへ行ってきました。)
天気がイマイチだったので,カッパを着用しての作業でした。

不耕起…,言葉の通り土を起こさないこと。
農薬や肥料も一切使用しないとのこと。

想像がつかないままいざ田んぼへ…!!

雑草というか,これからイネを植えるのに,イネ以外の植物がわさわさと生えてました。
しかも,結構根をはっているものも…。
藁もたくさんありました。

うまく言葉で表現できないのですが,
イネと競合したとき,イネに勝ってしまう雑草だけを取って,
それ以外の雑草はそのまま田んぼに残して,肥料にするそうです。
ある程度引っこ抜いておけば,あとは自然に枯れて,腐って,微生物に分解されて,土に帰る。
だから,肥料を与えなくても元気に育つのですね。

それでは,一通りの作業を紹介します。

まずは苗代でイネの苗を取ります。
作業がしやすいように水を抜いてあり,
土も起こしてないので,足がずぼずぼっと入ることもなく,
普通の長靴で田んぼの中へ…

苗を全部取ったら,そこにも苗を植えるので,土を平らにならします。

そして…,いざ田植えです!!
土が硬めなので,通常の植え方では苗が折れてしまいます。
そこで,
じゃまな雑草たちはどかしつつ,
スコップで穴を開けて,そこに苗を植えていきます。
こんな感じ↓↓

植え終わった田んぼです。

子負い虫と出会いました。
かわいいけど,背中の卵はやっぱり気持ち悪い…。
他にも,蛙やかなり太いミミズなど生物がいっぱい。

土が自然そのものだからこそ,たくさんの生物が集まってくるんですね。
感動です☆

ここの田んぼは自然農法を行うNPOで管理しているようで,
私たちが田植えをしたのは,写真中央あたりです。

人数もいたため,思ったよりも早く終わり,
その後,全員で温泉へ行って汗を流し,薬膳料理を食べ,まったりとした時間を過ごしました。

元気に育ってくれますように☆☆

ということで,

約1ヶ月半後の,7月23日。
イネたちはどれだけ大きくなったのか,見に行ってきました!

イネたちは…,
すくすくと大きくなっていました☆
肥料も農薬もなんにも与えていないのに,自然の力はすごい。
なんだか,強い生命力を感じませんか??

岡田さんの雑草取りのお手伝いです。

収穫時期にまた,イネたちの様子を見に行きたいです♪

不耕起栽培,
植物の強さは本当にすごい。
岡田さんと出会って,不耕起栽培を知ったことで,
農業や食べ物への新しい発見を与えてもらいました。


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不破の滝で武者修行!? [まちづくり]

4年の荒川です。

8月21日,
垂井町での調査の際,いろいろとお世話になっているNPO法人泉京・垂井(せんと・たるい)の
環境ミーティングに参加しました。

泉京・垂井関係の報告は後日するとして…,

ミーティング終了後,お昼ご飯を食べ♪,
不破の滝へ行ってきました!!

垂井町の水辺資源を考えるうえで,観光ガイドブックなどにも載っている水に関わる名所は,
全て自分の目で見なければ!!と思っていて,
今回,天気も良く,時間もあったので,行けることになりました。

不破の滝は,
垂井町大滝の山深く,大滝川の上流にあります。
落差は15m,JR垂井駅から車で約25分です。

向かう直前,泉京・垂井の方に不破の滝へ行くと話をしたら,
「熊がいるから気をつけてね」

しかも,林道の途中にある公園に車を止めて,
そこから不破の滝までは歩かなくてはならないとのこと。

想像以上に過酷な調査になると,ドキドキしながら林道を進むと…,

いつのまにか公園を通り過ぎ,不破の滝手前まで到着。

感動です☆

車を止めるスペースもちゃんとあり,夏休みということで,
小学生が4~5人,おじいちゃんとおばあちゃんと虫取りしたり,ワイワイ遊んでいました。

他にも,絵を描いている方など,たくさん人がいたので,
熊と出会う心配はなくなり,いざ不破の滝へ。


近くに来ると,それまでの暑さが嘘のよう…,とても涼しい!
ここ一週間以上,晴天続きとは思えないほどの水量でした。

滝=滝壺=近づいたら危険,と勝手に想像していたんですが,
流れ落ちた水は,すぐ下流へ流れてしまうので,
水深は浅く,一番深いところでも50cmくらいだと思います。

実は,そばに若いお兄さんもいて,
滝に打たれてる写真を撮ってほしいと頼まれ,引き受けました。

過去に,阪神タイガースの選手も不破の滝に打たれに,訪れたそうです。

老若男女問わず,滝に近づけ,きれいな水とふれあえる,心が清められる,
すばらしい滝でした☆


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