オープンキャンパスでした [大学行事]
農村研究室の学生一同です。
遅ればせながら8月11,12日に実施されたオープンキャンパスの報告でも。。
新しく研究室に配属された3年生も一緒に研究室紹介のポスターを作成しました。
大勢の高校生が参加してくれました!!
この中の何人が岐阜大学にくるのか!!
少しでも興味をもってくれるといいですね~。
遅ればせながら8月11,12日に実施されたオープンキャンパスの報告でも。。
新しく研究室に配属された3年生も一緒に研究室紹介のポスターを作成しました。
大勢の高校生が参加してくれました!!
この中の何人が岐阜大学にくるのか!!
少しでも興味をもってくれるといいですね~。
野生生物保護学会・日本哺乳類学会合同大会2010年度 in 岐阜大学 [大学行事]
博士課程の中村です。
更新が大幅に滞っておりました。すみません。
先週末,岐阜大学において野生生物保護学会・日本哺乳類学会合同大会が実施されました。
http://www.mammalogy.jp/msjwcs2010/
私も大会実行委員の末席に加えさせていただきました。
いろいろ勉強させていただいたきました。
折角の岐阜大学における学会大会ということで,私も,ニホンザル被害に対する住民意識把握のために
アンケート調査をしたので,その結果を構造方程式モデリングで解析した結果をポスター発表しました。
時間がない中で発表するのがどれだけ大変か,すごく身にしみた大会でした。
更新が大幅に滞っておりました。すみません。
先週末,岐阜大学において野生生物保護学会・日本哺乳類学会合同大会が実施されました。
http://www.mammalogy.jp/msjwcs2010/
私も大会実行委員の末席に加えさせていただきました。
いろいろ勉強させていただいたきました。
折角の岐阜大学における学会大会ということで,私も,ニホンザル被害に対する住民意識把握のために
アンケート調査をしたので,その結果を構造方程式モデリングで解析した結果をポスター発表しました。
時間がない中で発表するのがどれだけ大変か,すごく身にしみた大会でした。
山田さん歓迎会
4年の星屋・植林です。
遅くなりましたが,4月9日に新たに研究室に加わったD1の山田さんの歓迎会を行いました!!!
たこ焼きパーティです☆
具材はタコ,チーズ,そしてお菓子・・・
みんなでおいしく頂きました♪(お菓子もなかなか好評でしたよ)
山田さんに喜んでいただけたらうれしいです。
これからも研究室のみんなでわいわいできたらいいですね☆
遅くなりましたが,4月9日に新たに研究室に加わったD1の山田さんの歓迎会を行いました!!!
たこ焼きパーティです☆
具材はタコ,チーズ,そしてお菓子・・・
みんなでおいしく頂きました♪(お菓子もなかなか好評でしたよ)
山田さんに喜んでいただけたらうれしいです。
これからも研究室のみんなでわいわいできたらいいですね☆
卒論発表会,無事終了しました。 [研究発表]
4年生の藤田です。
昨日,2月23日は卒業論文の発表会でした。
大勢の前での発表は少し緊張しましたが,
無事に発表を終えることができました!
ありがとうございます。
同研究室の先生や先輩,後輩,そしてOBの方に支えられ,
卒業論文は完成しました。
本当に心から感謝しています。
一年間,様々な茅葺き民家に出会い,
昔の生活様式や文化に触れ,
ますます茅葺き民家が大好きになりました。
これからも,茅葺き民家に関わりながら
暮らしていきたいと思います。
お世話になりました。
ありがとうございました。
↑ある梅雨の時期の茅葺き屋根
昨日,2月23日は卒業論文の発表会でした。
大勢の前での発表は少し緊張しましたが,
無事に発表を終えることができました!
ありがとうございます。
同研究室の先生や先輩,後輩,そしてOBの方に支えられ,
卒業論文は完成しました。
本当に心から感謝しています。
一年間,様々な茅葺き民家に出会い,
昔の生活様式や文化に触れ,
ますます茅葺き民家が大好きになりました。
これからも,茅葺き民家に関わりながら
暮らしていきたいと思います。
お世話になりました。
ありがとうございました。
↑ある梅雨の時期の茅葺き屋根
シカ調査してます [獣害]
お久しぶりです。中村です。
昨年の秋頃から,研究室の修士1年と3年生とで
シカの被害調査と,日本ではまだ新しい?個体数管理に取り組んでいます。
ダイズの時期は被害調査をしていましたが,
今は後者の個体数管理手法に挑戦しています。
活動報告ブログに内容や利点を具体的に記述するのは何だか違う気がしたので,
すごーく簡潔に写真を用いて話させていただきます。
要は,
給餌器でシカを誘引して,(黒いのが給餌器です)
ハンター用テントに隠れた射手が誘引した個体を撃つ。
ちなみに,これは給餌ポイントの近くで撮れたオスジカ成獣です。
どこにいるかわかりますか?
シカの個体数管理は従来型のやり方(ハンターさんを増やす,猟期を延ばす,などなど)だけでは
成り行かないケースも多いため,こういったあまり伝統的でない手法を用いる必要性が高いと感じています。
ちなみに,餌付けという行為はやり方次第で地域住民にかなり迷惑な結果になる可能性があるので,
地元住民の理解を得ながら,慎重に進めていく必要があります。
今回はあくまでトライアルです。
シカの密度や土地条件といった手法適性に関わる要因はこれから探る段階です。
現地は岐阜市より気温が低いので,
多少雪が残っています。
ちょっと寒いです。集落では間違ってもこんな格好はしませんよ。
昨年の秋頃から,研究室の修士1年と3年生とで
シカの被害調査と,日本ではまだ新しい?個体数管理に取り組んでいます。
ダイズの時期は被害調査をしていましたが,
今は後者の個体数管理手法に挑戦しています。
活動報告ブログに内容や利点を具体的に記述するのは何だか違う気がしたので,
すごーく簡潔に写真を用いて話させていただきます。
要は,
給餌器でシカを誘引して,(黒いのが給餌器です)
ハンター用テントに隠れた射手が誘引した個体を撃つ。
ちなみに,これは給餌ポイントの近くで撮れたオスジカ成獣です。
どこにいるかわかりますか?
シカの個体数管理は従来型のやり方(ハンターさんを増やす,猟期を延ばす,などなど)だけでは
成り行かないケースも多いため,こういったあまり伝統的でない手法を用いる必要性が高いと感じています。
ちなみに,餌付けという行為はやり方次第で地域住民にかなり迷惑な結果になる可能性があるので,
地元住民の理解を得ながら,慎重に進めていく必要があります。
今回はあくまでトライアルです。
シカの密度や土地条件といった手法適性に関わる要因はこれから探る段階です。
現地は岐阜市より気温が低いので,
多少雪が残っています。
ちょっと寒いです。集落では間違ってもこんな格好はしませんよ。
卒業研究発表会のお知らせ [イベント告知]
4年生の藤田です。
本日,卒業論文を提出いたしました。
そして,次に待ち構えております
卒業論文の発表会のお知らせをさせていただきます。
今年は,学部生1名のみの発表となります。
◆卒業論文発表会◆
会場:応用生物科学部(旧農学部)101講義室
2月23日(火)
12:06~
藤田 美宇 「西濃地域における茅葺き民家の保全と活用」
在校生,卒業生だけでなく,
一般の方も入場していただけます。
ぜひお越しいただいて,
発表を見ていただければと思います。
書き込み:藤田
本日,卒業論文を提出いたしました。
そして,次に待ち構えております
卒業論文の発表会のお知らせをさせていただきます。
今年は,学部生1名のみの発表となります。
◆卒業論文発表会◆
会場:応用生物科学部(旧農学部)101講義室
2月23日(火)
12:06~
藤田 美宇 「西濃地域における茅葺き民家の保全と活用」
在校生,卒業生だけでなく,
一般の方も入場していただけます。
ぜひお越しいただいて,
発表を見ていただければと思います。
書き込み:藤田
2009年度忘年会を開催しました! [大学行事]
3年の伊藤です。
今年度もあと少し。
様々な作業に追われがちな時期かと思います。
報告が遅くなってしまいましたが,
2009年11月28日に毎年恒例の研究室忘年会を開催しました。
今回は松本先生と卒業生17人,学生6人の計24人と,昨年・一昨年よりも
多くの方々が参加して下さいました。
研究室を出られた方々が久しぶりに集う場として,
またご活躍されている先輩方の近況や在学生時代のお話
を伺うことが出来る場として,温かみと刺激ある交流の場となりました。
お忙しい中,参加して下さった参加者の皆様,ありがとうございました!
本年のさらなるご活躍とご健康を願っています。
今年度もあと少し。
様々な作業に追われがちな時期かと思います。
報告が遅くなってしまいましたが,
2009年11月28日に毎年恒例の研究室忘年会を開催しました。
今回は松本先生と卒業生17人,学生6人の計24人と,昨年・一昨年よりも
多くの方々が参加して下さいました。
研究室を出られた方々が久しぶりに集う場として,
またご活躍されている先輩方の近況や在学生時代のお話
を伺うことが出来る場として,温かみと刺激ある交流の場となりました。
お忙しい中,参加して下さった参加者の皆様,ありがとうございました!
本年のさらなるご活躍とご健康を願っています。
辛い!地獄うどん! [古民家]
4年生の藤田です。
明けましておめでとうございます。
皆さま,今年もよろしくお願いいたします。
せっかくの年明け初めの記事なのですが,
昨年報告し忘れていたイベントがありますので
報告させていただきます。
2009年11月22日,
岐阜県百年公園でイベントがありました。
“徳山のくらしを体験しよう”と題して
地獄うどんを食べてみようというイベントがありましたので
行ってきました。
今回のイベントは岐阜百年公園内にある
旧徳山村から移築された民家で行われました。
このイベントは平成7年から始まって今年で14年目になります。
民家の元所有者でいらっしゃる宮川さんをお招きし,
毎年この時期になると開催しているイベントです。
↑真っ赤な柿がよく似合う“旧宮川家”です。
まず,民家の中に展示してある
当時使用していた民具についてお話を聞きました。
どのような場面でどのように使われたかなど
とても詳しくお話していただきました。
↑当時の様子も交えてお話していただきました。
↑実演も!
お話が終わると,
多くの方がお待ちかねの地獄うどんです。
ぞくぞくと人が集まり,
200人はいたのではないでしょうか。
CBCテレビの方も取材に来られていました。
囲炉裏に火を焚き,
大きなお鍋でぐつぐつ煮込んでいる傍で
宮川さんがお話しました。
旧徳山村戸入の方々は,
木材を川の流れを利用し運搬する際に
昼食の時間に着く予定の場所まで先回りし,
そこで地獄うどんを作ったそうです。
木材を運ぶ時期はちょうど寒い時期で,
辛いうどんを食べて温まったことが
地獄うどんの始まりとされているそうです。
その後,家庭料理として
徳山の人々に食されてきました。
↑地獄うどんのいわれを教えていただきました。
↑奥に見えるザルいっぱいにトウガラシが!
地獄うどんと一緒に“からから大根”という
とても辛い大根のたき物も頂きました。
地獄うどんもからから大根も辛い辛い!
お子さんの参加があるために
今回はトウガラシの量を半分に減らしたそうですが,
それでもとても辛かったです。
しかし,どのお子さんも
「辛いけどおいしい!」と
嬉しそうに食べていました。
↑寒空の下でも寒くないね!
参加者の方がひっそりと言っていました。
「徳山ではこういうものを食べてたんだね。」
「辛くて体が温まるね。」
やはり昔の生活文化や伝統を残していくためには
自分自身で体験することがとても大切です。
自分で経験してその思いや感情を相手に伝える,
それが伝統を残していく上でとても重要であると感じました。
宮川さんがおっしゃていた
「徳山にしかない食文化を伝えていきたい。」
この日参加していた方々には伝わったと思います。
このようなイベントがこれからもずっと続いて,
また広がっていくといいと思いました。
↑この日はきなこ挽き体験もやっていました。
民家がある百年公園のHPはこちら↓
◆岐阜県百年公園◆
http://www.hyakunen-kouen.jp/
イベントの主催である岐阜県博物館のHPはこちら↓
◆岐阜県博物館◆
http://www.museum.pref.gifu.jp/index.php
岐阜百年公園の茅葺き民家についての
過去の記事はこちら↓
http://ruplan.blog.so-net.ne.jp/2009-10-23
文章:藤田
明けましておめでとうございます。
皆さま,今年もよろしくお願いいたします。
せっかくの年明け初めの記事なのですが,
昨年報告し忘れていたイベントがありますので
報告させていただきます。
2009年11月22日,
岐阜県百年公園でイベントがありました。
“徳山のくらしを体験しよう”と題して
地獄うどんを食べてみようというイベントがありましたので
行ってきました。
今回のイベントは岐阜百年公園内にある
旧徳山村から移築された民家で行われました。
このイベントは平成7年から始まって今年で14年目になります。
民家の元所有者でいらっしゃる宮川さんをお招きし,
毎年この時期になると開催しているイベントです。
↑真っ赤な柿がよく似合う“旧宮川家”です。
まず,民家の中に展示してある
当時使用していた民具についてお話を聞きました。
どのような場面でどのように使われたかなど
とても詳しくお話していただきました。
↑当時の様子も交えてお話していただきました。
↑実演も!
お話が終わると,
多くの方がお待ちかねの地獄うどんです。
ぞくぞくと人が集まり,
200人はいたのではないでしょうか。
CBCテレビの方も取材に来られていました。
囲炉裏に火を焚き,
大きなお鍋でぐつぐつ煮込んでいる傍で
宮川さんがお話しました。
旧徳山村戸入の方々は,
木材を川の流れを利用し運搬する際に
昼食の時間に着く予定の場所まで先回りし,
そこで地獄うどんを作ったそうです。
木材を運ぶ時期はちょうど寒い時期で,
辛いうどんを食べて温まったことが
地獄うどんの始まりとされているそうです。
その後,家庭料理として
徳山の人々に食されてきました。
↑地獄うどんのいわれを教えていただきました。
↑奥に見えるザルいっぱいにトウガラシが!
地獄うどんと一緒に“からから大根”という
とても辛い大根のたき物も頂きました。
地獄うどんもからから大根も辛い辛い!
お子さんの参加があるために
今回はトウガラシの量を半分に減らしたそうですが,
それでもとても辛かったです。
しかし,どのお子さんも
「辛いけどおいしい!」と
嬉しそうに食べていました。
↑寒空の下でも寒くないね!
参加者の方がひっそりと言っていました。
「徳山ではこういうものを食べてたんだね。」
「辛くて体が温まるね。」
やはり昔の生活文化や伝統を残していくためには
自分自身で体験することがとても大切です。
自分で経験してその思いや感情を相手に伝える,
それが伝統を残していく上でとても重要であると感じました。
宮川さんがおっしゃていた
「徳山にしかない食文化を伝えていきたい。」
この日参加していた方々には伝わったと思います。
このようなイベントがこれからもずっと続いて,
また広がっていくといいと思いました。
↑この日はきなこ挽き体験もやっていました。
民家がある百年公園のHPはこちら↓
◆岐阜県百年公園◆
http://www.hyakunen-kouen.jp/
イベントの主催である岐阜県博物館のHPはこちら↓
◆岐阜県博物館◆
http://www.museum.pref.gifu.jp/index.php
岐阜百年公園の茅葺き民家についての
過去の記事はこちら↓
http://ruplan.blog.so-net.ne.jp/2009-10-23
文章:藤田
本巣民俗資料館へ行ってきました。 [古民家]
4年生の藤田です。
手が凍りそうなくらい寒くなったと思ったら,
少し暖かさが戻ってきたり・・・
変な気候ですね。
もう今年もあと僅か。
年末にばたばたしないように
今から頑張りたいものです。
10月9日に本巣市にある
本巣民俗資料館へ行ってきました。
本巣市役所のお隣にある民俗資料館には
現在は鉄板で覆われていますが,
茅葺き民家が一軒建っています。
この民家は昔の人たちの生活を偲ぶとの思いで
旧徳山村から移築されました。
また,徳山ダム建設の際に
旧徳山村の方たちが本巣市に移住してこられたこともあり,
この民家を心の故郷としてもらえればとの
願いも込められているそうです。
↑市役所の方から行くとこんな看板があります。
茅葺き民家が見えますか?
↑“旧神足家”です。
この民家の中には,
様々な地域から集められた農機具,民具などが
所狭しと展示されています。
しかし,多くの道具が整理されず,
また民家内に入りきらずに
屋外で雨ざらしになっているものもあるため
何とかしたいというお話がありました。
現在はシルバーの方が整理を行っています。
↑たくさんの民具!
また,今までの民家とは違った点が一つあります。
この民家は2,3回へと上がることができます。
上階には養蚕や機織の道具が展示されています。
そして,屋根裏の様子や屋根の構造を
間近に見学することができます。
↑屋根裏へようこそ~♪
↑縄の結んである様子も見ることができます。
民俗資料館は土・日・祝日が休館日ですが,
民家は週に2~3日だけ開放されています。
晴れている日に風を通すために開放しています。
見学の希望があればいつでも開放してもらえます。
↑日当たりの良い縁側です。
また,民家には以前は管理人がおり,
民家を訪れると説明を聞くことができたそうです。
現在は民家の係りの方はいないため,
民家についての説明を聞くことはできません。
しかし,民家内にはたくさんの案内板があるので,
民家について詳しく知ることができます。
↑たくさんの案内板がありますよ。
イベントでの活用としては,
市内の小中学生を対象に夏休みの4~5日間を使っての
「寺子屋講座」があります。
琴や習字,中国語などの講座を行っています。
また,地元の文化祭のお茶会,囲碁大会の会場に使われたり,
少しでも多くの人に昔の文化に触れてもらうために
場所を提供しているそうです。
また,地元の中学生が水田に親しむのを目的に
田植え,稲刈り,脱穀を地元の方に教わりながら
昔の道具を使って体験するイベントが行われています。
この民家はイベントでは多く使われていますが,
中池公園の民家と同じように,
あまり地元の人に知られていません。
市役所のそばにあるにも関わらず,なぜでしょうか。
また,せっかくの素敵な民家も
昔の話や民家について語ってくれる人がいなければ
良さが伝わりません。
「みんなが価値をわかってくれないから残せないんだ!」
と叫んでみても,その努力をしていなければ
価値を共有することはできません。
伝えなければわかりません。
茅葺き民家はとっても素敵なものなんだよ,
ここが良いんだよ,
と少しでも多くの人に伝えられるような
民家の保存,活用ができたらなと思います。
最後に,
雰囲気を出すためにはこんな工夫もいいですね。
↑電気で囲炉裏に火が灯ります。
今回訪れた本巣民俗資料館についてはこちらをご覧ください。
◆本巣市HP 市の施設案内◆
http://www.city.motosu.lg.jp/outline/391/000392.html
書き込み:藤田
手が凍りそうなくらい寒くなったと思ったら,
少し暖かさが戻ってきたり・・・
変な気候ですね。
もう今年もあと僅か。
年末にばたばたしないように
今から頑張りたいものです。
10月9日に本巣市にある
本巣民俗資料館へ行ってきました。
本巣市役所のお隣にある民俗資料館には
現在は鉄板で覆われていますが,
茅葺き民家が一軒建っています。
この民家は昔の人たちの生活を偲ぶとの思いで
旧徳山村から移築されました。
また,徳山ダム建設の際に
旧徳山村の方たちが本巣市に移住してこられたこともあり,
この民家を心の故郷としてもらえればとの
願いも込められているそうです。
↑市役所の方から行くとこんな看板があります。
茅葺き民家が見えますか?
↑“旧神足家”です。
この民家の中には,
様々な地域から集められた農機具,民具などが
所狭しと展示されています。
しかし,多くの道具が整理されず,
また民家内に入りきらずに
屋外で雨ざらしになっているものもあるため
何とかしたいというお話がありました。
現在はシルバーの方が整理を行っています。
↑たくさんの民具!
また,今までの民家とは違った点が一つあります。
この民家は2,3回へと上がることができます。
上階には養蚕や機織の道具が展示されています。
そして,屋根裏の様子や屋根の構造を
間近に見学することができます。
↑屋根裏へようこそ~♪
↑縄の結んである様子も見ることができます。
民俗資料館は土・日・祝日が休館日ですが,
民家は週に2~3日だけ開放されています。
晴れている日に風を通すために開放しています。
見学の希望があればいつでも開放してもらえます。
↑日当たりの良い縁側です。
また,民家には以前は管理人がおり,
民家を訪れると説明を聞くことができたそうです。
現在は民家の係りの方はいないため,
民家についての説明を聞くことはできません。
しかし,民家内にはたくさんの案内板があるので,
民家について詳しく知ることができます。
↑たくさんの案内板がありますよ。
イベントでの活用としては,
市内の小中学生を対象に夏休みの4~5日間を使っての
「寺子屋講座」があります。
琴や習字,中国語などの講座を行っています。
また,地元の文化祭のお茶会,囲碁大会の会場に使われたり,
少しでも多くの人に昔の文化に触れてもらうために
場所を提供しているそうです。
また,地元の中学生が水田に親しむのを目的に
田植え,稲刈り,脱穀を地元の方に教わりながら
昔の道具を使って体験するイベントが行われています。
この民家はイベントでは多く使われていますが,
中池公園の民家と同じように,
あまり地元の人に知られていません。
市役所のそばにあるにも関わらず,なぜでしょうか。
また,せっかくの素敵な民家も
昔の話や民家について語ってくれる人がいなければ
良さが伝わりません。
「みんなが価値をわかってくれないから残せないんだ!」
と叫んでみても,その努力をしていなければ
価値を共有することはできません。
伝えなければわかりません。
茅葺き民家はとっても素敵なものなんだよ,
ここが良いんだよ,
と少しでも多くの人に伝えられるような
民家の保存,活用ができたらなと思います。
最後に,
雰囲気を出すためにはこんな工夫もいいですね。
↑電気で囲炉裏に火が灯ります。
今回訪れた本巣民俗資料館についてはこちらをご覧ください。
◆本巣市HP 市の施設案内◆
http://www.city.motosu.lg.jp/outline/391/000392.html
書き込み:藤田
中池公園へ行ってきました。 [古民家]
4年生の藤田です。
9月16日に関市にある中池公園へ行ってきました。
関市北部にある中池という池の周辺に整備された公園で,
テニスコートや体育館,少年自然の家など様々な施設があります。
また,中池の周りには遊歩道もあり,緑豊かな散策コースにもなっています。
そんな公園の木々や草花に囲まれてひっそりと茅葺き民家は建っています。
↑自然に溶け込んだ茅葺き民家。
この民家は旧徳山村戸入地区から移築されたものです。
百年公園と同じく徳山ダムによって
沈むことになってしまった民家を移築したもので,
後世に伝統的な建造物を残すためにこの地にやって来ました。
↑“旧岩菅家”です。
民家の中はとてもきれいにされており,
この公園のある地元の古い家から集められた民具が
展示されています。
↑とても素敵な民家です。
↑民具も整理され,並んでいます。
この民家は現在シルバーの方が管理をしています。
土日以外の週3~4日は開放しており,
戸の開け閉め,草取り,清掃をされています。
以前は囲炉裏で火を焚いていたそうですが,
一日中付ききりになることができないため,
止めてしまったそうです。
普段は自由に見学することができ,
担当の方がいる場合は民家についてお話を伺うこともできます。
また,年に1,2回は市内の中学生のお茶会や
俳句会などで使用されることもあります。
この民家は地元の方にもあまり知られておらず,
とてももったいないと担当の方が仰っていました。
広報は何もしていないため,
民家を訪れる人は毎日犬の散歩などで通る人ばかりだそうです。
“後世に残すために”と移築されたものであるのに,
存在自体を知られていないことはとても残念です。
この民家は木や草花に囲まれ,すぐ横には水も流れ,池もあり,
とても雰囲気のある場所に建っています。
このような素敵な民家を残していくためには,
まずはたくさんの人に存在を知ってもらうことが
大切であると感じました。
そして素晴らしさを感じてもらえたらとても嬉しいです。
↑素敵な民家と素敵なおじいさん。
今回訪れた中池公園についてはこちらをご覧ください。
◆関市HP 中池公園◆
http://www.city.seki.gifu.jp/info/sisetu/kouen/nakaike.htm
書き込み:藤田
9月16日に関市にある中池公園へ行ってきました。
関市北部にある中池という池の周辺に整備された公園で,
テニスコートや体育館,少年自然の家など様々な施設があります。
また,中池の周りには遊歩道もあり,緑豊かな散策コースにもなっています。
そんな公園の木々や草花に囲まれてひっそりと茅葺き民家は建っています。
↑自然に溶け込んだ茅葺き民家。
この民家は旧徳山村戸入地区から移築されたものです。
百年公園と同じく徳山ダムによって
沈むことになってしまった民家を移築したもので,
後世に伝統的な建造物を残すためにこの地にやって来ました。
↑“旧岩菅家”です。
民家の中はとてもきれいにされており,
この公園のある地元の古い家から集められた民具が
展示されています。
↑とても素敵な民家です。
↑民具も整理され,並んでいます。
この民家は現在シルバーの方が管理をしています。
土日以外の週3~4日は開放しており,
戸の開け閉め,草取り,清掃をされています。
以前は囲炉裏で火を焚いていたそうですが,
一日中付ききりになることができないため,
止めてしまったそうです。
普段は自由に見学することができ,
担当の方がいる場合は民家についてお話を伺うこともできます。
また,年に1,2回は市内の中学生のお茶会や
俳句会などで使用されることもあります。
この民家は地元の方にもあまり知られておらず,
とてももったいないと担当の方が仰っていました。
広報は何もしていないため,
民家を訪れる人は毎日犬の散歩などで通る人ばかりだそうです。
“後世に残すために”と移築されたものであるのに,
存在自体を知られていないことはとても残念です。
この民家は木や草花に囲まれ,すぐ横には水も流れ,池もあり,
とても雰囲気のある場所に建っています。
このような素敵な民家を残していくためには,
まずはたくさんの人に存在を知ってもらうことが
大切であると感じました。
そして素晴らしさを感じてもらえたらとても嬉しいです。
↑素敵な民家と素敵なおじいさん。
今回訪れた中池公園についてはこちらをご覧ください。
◆関市HP 中池公園◆
http://www.city.seki.gifu.jp/info/sisetu/kouen/nakaike.htm
書き込み:藤田